メールのフィッシング検出
フィッシングは、他人になりすますことで成り立ちます。Spam Scannerは、その偽装が表に出る箇所を検査します。
類似ドメイン#
リンク内の各ドメインはUnicodeの紛らわしい文字の表(confusables)で骨格に変換され、なりすましの多い約100のブランドと比較されます。
| ドメイン | 検出理由 |
|---|---|
pаypal.com(キリル文字のа) | 紛らわしい文字 |
paypa1-secure.top | 入れ替えた文字 |
xn--pple-43d.com | аpple.comのPunycode |
paypal.com.account-verify.example | 他人のドメインに含まれるブランド |
paypall.com | 1文字違い |
ブランドは追加でき、自分が所有するドメインは許可リストに入れられます。
欺瞞的なリンク#
テキストと宛先が別のアドレスになっているHTMLリンク、たとえばテキストがhttps://www.paypal.com/signinで宛先がhttp://paypa1-secure.top/loginのリンクには3点が加算されます。
表示名となりすまし#
- 別のドメインのアドレスから送られた、ブランド名を含む表示名(「PayPal Security」など)。
- 別のメールアドレスを含む表示名。
- 受信者自身のドメインから来たと称し、SPFSender Policy Framework。あるドメインのメールの送信を許可されたサーバーを列挙するDNSレコード。、DKIMDomainKeys Identified Mail。メッセージに付ける署名で、送信者のDNSで公開された公開鍵を使って検証します。、DMARCに失敗するメール。
既知の悪質なサイト#
リンクのホストは、既知のマルウェアサイトとフィッシングサイトをブロックするCloudflareの1.1.1.2リゾルバーで照会します。オプションでSpamhaus DBLなどのドメインブロックリストでも照会します。
添付ファイル#
フィッシングは、オフラインで偽のログインページを表示するHTML添付ファイルや、.pdfに名前を変えた実行ファイルとしても届きます。どちらも内容から検出します。
spamscanner scan message.emlSPAM score 16.3 (spam at 5.0, reject at 15.0) action: reject language: en
+6.3 BAYES_999 Classifier spam probability 99.9%
+5.0 PHISHING_LOOKALIKE_DOMAIN "paypa1-secure.top" imitates paypal by swapping characters
+3.0 DECEPTIVE_LINK A link shows "https://www.paypal.com/signin" but goes to paypa1-secure.top
+2.0 FROM_NAME_BRAND Display name says "paypal" but the message is from paypa1-secure.top