メールのスパムフィルター用語集
Spam Scanner のドキュメントで使うメールとスパムフィルターの用語を短く解説します。各用語は、詳しく説明しているページにリンクしています。
- ARC
- Authenticated Received Chain。転送サーバーを経由しても認証結果を引き継ぐための署名。
- ClamAV
- オープンソースのウイルス対策エンジン。デーモンのclamdが、ソケット経由で送られたファイルをスキャンします。
- コンテンツフィルター
- メールサーバーが受け取ったメッセージを1通ずつ渡し、ヘッダーを追加して戻してもらうプログラム。Postfix は spamscanner filter でこの方式により Spam Scanner を動かします。
- DKIM
- DomainKeys Identified Mail。メッセージに付ける署名で、送信者のDNSで公開された公開鍵を使って検証します。
- DMARC
- あるドメインを名乗るメールがSPFとDKIMのアライメントに失敗したとき、受信側がどう扱うべきかを示すDNSのポリシー。
- DNSBL
- DNSブロックリスト。スパムの送信元として知られるIPアドレス(URIBLの場合はドメイン)のリストで、DNSで問い合わせます。
- GTUBE
- Generic Test for Unsolicited Bulk Email。どのスパムフィルターもスパムとして扱う、テスト用の固定文字列。
- Ham
- 受信者が望むメール。スパムの反対です。
- なりすましドメイン
- 文字の入れ替えや別の文字体系の文字を使って、別のドメインになりすますドメイン。たとえば paypa1.com や、キリル文字の а を使った pаypal.com。
- Milter
- メールフィルター。Sendmail由来でPostfixも使うプロトコルで、別のプログラムがSMTPセッション中に各メッセージを検査できるようにします。
- MTA
- メール転送エージェント。PostfixやEximのような、メールを送受信するサーバーソフトウェア。
- Ollama
- オープンな言語モデルを自分のマシンにダウンロードして実行するプログラム。HTTP APIを備えます。
- Punycode
- 国際化ドメイン名のASCII表記。xn--で始まります。
- スパムスコア
- 作動したすべてのテストの点数の合計。Spam Scanner は5点でメッセージをスパムと判定し、15点でメールサーバーに拒否するよう伝えます。
- spamd
- SpamAssassinのデーモン。そのプロトコルはspamc、Exim、Harakaなどのクライアントが使います。
- SPF
- Sender Policy Framework。あるドメインのメールの送信を許可されたサーバーを列挙するDNSレコード。
- X-Spam ヘッダー
- X-Spam-Flag、X-Spam-Score、X-Spam-Status など、スパムフィルターがメッセージに付けるヘッダー。メールソフトや Sieve のルールはこれを使って振り分けます。