テストとスコア

メッセージは5点でスパム、15点で拒否になります。以下の各テストが点数を加算または減算し、結果には該当したテストが示されます。

しきい値はthresholdとrejectThresholdで変更します。点数はscoresで変更します。設定キーで指定する方法(scores: {deceptiveLink: 4})と、テスト名で指定してそのテストの点数を固定する方法(scores: {FROM_NAME_BRAND: 4})があります。

分類器#

テスト点数意味
BAYES_00〜BAYES_999-2.5〜+6.25分類器のスパム確率を対数オッズの尺度で表したもの。90%で2.4点、99%で5点、99.9%で6.25点のため、分類器単独でスパムとするのは99%以上の確信がある場合だけです。名前が区間を示します。BAYES_999は99.9%以上、BAYES_99は99%〜99.9%、BAYES_50は40%〜60%です。設定キーbayesHamとbayesSpamで両端を設定します。
テスト点数設定キー意味
PHISHING_LOOKALIKE_DOMAIN5homographリンクのドメインが、紛らわしい文字や入れ替えた文字でブランドを模倣している
MIXED_SCRIPT_DOMAIN3mixedScriptDomainドメインのラベルに複数の文字体系が混在している
BRAND_IN_DOMAIN1.5brandInDomain他人のドメインにブランド名が含まれている
TYPO_DOMAIN1typoDomainブランドのドメインと1文字違い
DECEPTIVE_LINK3deceptiveLinkリンクの表示と宛先が別のアドレスになっている
MALICIOUS_DOMAIN6maliciousDomainCloudflareのマルウェア対策リゾルバーがリンク先のドメインをブロックしている
ADULT_DOMAIN2adultDomainCloudflareのファミリー向けリゾルバーがリンク先のドメインをブロックしている
URIBL_<LIST>5uriblListedリンク先のドメインがドメインブロックリストに載っている(例:URIBL_DBL)

テキストで名前が出ているだけでリンクされていないドメインも紛らわしいものかどうか検査しますが、明らかにブランドを模倣している場合、つまり紛らわしい文字を使っている場合か、5文字以上のブランドで文字を入れ替えている場合にだけ数えます。返信や署名にはどのサイトの名前も出てくることがあり、ブランド名と1文字違いの短い名前の会社もあるためです。

添付ファイル#

テスト点数設定キー意味
EXECUTABLE_ATTACHMENT10executableプログラムまたはスクリプト
DISGUISED_EXECUTABLE12disguisedExecutable文書や画像のような名前のプログラム
DOUBLE_EXTENSION6doubleExtensioninvoice.pdf.exeのような名前
RTL_OVERRIDE_FILENAME6rtlOverride右から左への書字方向の上書きで本当の拡張子を隠している
EXECUTABLE_IN_ARCHIVE8executableInArchiveZIPファイル内のプログラム
ENCRYPTED_ARCHIVE2encryptedArchiveスキャナーが開けないアーカイブ
MACRO_ATTACHMENT4macroマクロ付きのOfficeファイル
PDF_ACTIVE_CONTENT3pdfActiveJavaScript、起動アクション、埋め込みファイルを含むPDF
RTF_EMBEDDED_OBJECT4rtfObject埋め込みオブジェクトを含むRTFファイル
HTML_ATTACHMENT1または3htmlAttachment、activeHtmlAttachmentHTMLファイル。スクリプトやフォームを含む場合は3
VIRUS100virusClamAVがウイルスを検出した

ルール#

テスト点数意味
GTUBE1000GTUBEのテスト文字列
SEXTORTION_SUBJECT6セクストーション詐欺やアカウント乗っ取り詐欺で使われる件名
PAYPAL_INVOICE6PayPalの請求書または送金リクエスト(詐欺に悪用される経路)
MICROSOFT_SPAM_VERDICT5Microsoftが中継する前にメッセージをスパムと判定した(Microsoftのサーバーから来た場合だけ信頼)
MICROSOFT_HIGH_SCL3Microsoftが高いスパム信頼度レベル(SCL)を付けた(同上)
PROMPT_INJECTION3AIフィルターに宛てたテキスト
SELF_SPOOF3受信者自身のドメインから来たと称しているが、認証に通らない
FROM_NAME_OTHER_ADDRESS2.5表示名に別のメールアドレスが含まれている
FROM_NAME_BRAND2アドレスが属さないブランドを表示名が名乗っている
DATE_IN_FUTURE1日付が1日以上先になっている
MISSING_DATE0.5Dateヘッダーがない
MISSING_MESSAGE_ID0.5Message-IDヘッダーがない

スパムのしきい値以上の点数を持つルールは、以前のバージョンと同じくresults.arbitraryにも示されます。

難読化と言語#

テスト点数設定キー意味
INVISIBLE_CHARACTERS2invisibleCharactersテキスト内に3つ以上の不可視文字がある
MIXED_SCRIPT_WORDS2.5mixedScriptWords2つ以上の単語で異なる文字体系の文字が混在している
STYLED_LETTERS1.5styledLetters通常のテキストに見せかけた数学用文字や囲み文字
LANGUAGE_NOT_ALLOWED3languageNotAllowedallowedLanguagesに含まれない

認証#

クライアントのIPアドレスとauthentication: trueが必要です。

テスト点数設定キー(authentication.weights内)
SPF_PASS-0.5spfPass
SPF_FAIL2spfFail
SPF_SOFTFAIL1spfSoftfail
DKIM_PASS-0.5dkimPass
DKIM_FAIL1dkimFail
DMARC_PASS-1.5dmarcPass
DMARC_FAIL3.5dmarcFail
ARC_PASS-0.5arcPass
ARC_FAIL1arcFail

レピュテーションとブロックリスト#

テスト点数設定キー意味
DENYLISTED100denylisted送信者のIPアドレス、ドメイン、アドレスのいずれかが拒否リストに載っている
ALLOWLISTED-20allowlisted許可リストに載っている
TRUTH_SOURCE-5truthSourceレピュテーションサービスが送信者を信頼できるとしている
RBL_<LIST>4rblListedクライアントのIPアドレスがブロックリストに載っている(例:RBL_ZEN)

言語モデルとオプションのモデル#

テスト点数設定キー意味
LLM_SPAM、LLM_PHISHING、LLM_SCAM、LLM_MALWARE最大+6llmSpamモデルの判定に確信度を掛けたもの
LLM_HAM最小-3llmHam同上
TOXIC_CONTENT3toxicity利用者が用意した有害性判定モデルがテキストを検出した
NSFW_IMAGE3nsfw利用者が用意した画像モデルが画像を検出した

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